コロナの関係で春の試験は無くなったようですね。
というわけで、秋に向けて頑張っている方や
これからチャレンジしてみようという方から
いくつかご質問を受けているので
こちらでまとめることにしました。
「どうやって独学で勉強したんですか?」
「どの教材がオススメですか?」
だいたい大まかに分けるとこの2点かと思われます。
もともと英語が得意な方は
私の勉強法など参考にしない方がいいと思うのですが、
私のように別にバイリンガルでもなく、
独学で勉強するという方には参考になるかもしれません😅
長くなるので今回は一次試験の前にした勉強についてです。
まず、教材についてですが、
実は、私は本の教材は一部を除き
補助的にしか使っていません。
そもそも、医療通訳用の教材というものが市販で存在していないので、
(してるのか?知りません💧)
主にいつも自作でまとめを作り
それを繰り返していました。
自作の教材というのは、
覚えた方がいいと思われるものの中で
なかなか覚えられないものを書き出したものです。
ただのルーズリーフに書き出します。
左に日本語
右に英語
ただそれだけです。
すごい量になりますが、
これをひたすら繰り返します。
それから、調べ物はほとんど本ではなく
ネットで調べていました。
なのでオススメの教材は?
と言われると、難しいのですが、
一次試験で使っていた教材は主に
・過去問(5回分くらい)
・『からだの事典』
です。
厚労省の単語リストは、知らないもののみを書き出しまとめました。
というのも、このリストを見るまでに、
すでにキクタンなどで勉強していたので、結構知っていました。
あ、そうそう、
触りは
『キクタンメディカルシリーズ』(主に2.症状と疾患編)と
『音声と例文で覚える基本医療英語1000』
です。
これでなんとなく単語を覚えていました。
この試験を受けるつもりはなかったので
初めはゆる〜くなんとなくです。
その後、試験を受けることに決め、
『からだの事典』を使い始め
本格的に解剖系の単語を覚えました。
単語は解剖系が一番大変だと思います。
病名はそこまでではないというか
解剖系は、ここまで必要か?
と思いながらやるので、余計にしんどいのかもしれません😅
また『からだの事典』にも器官の役割は書かれていますので、
しっかり解説も読んで理解した方がいいと思います。
(これも足りない分はネットで検索!)
場所と名前を覚えても
その役割を知らないと試験は受からないので😭
からだの事典は、
私のインスタの始めの頃、
2つ目の投稿(下にリンク貼りました)で、
書き込んでいる写真がありますが、
あんな感じで、かなり書き込んでそれを視覚で覚えました。
この本に載っていない単語が
厚労省のリストにたくさんあったので書き込みが多いです。
ちなみに、このころのインスタの投稿は
1回目の試験後で
一次試験では一級を取った後だったので
一次試験の勉強はやっていません。
単語の復習程度です。
全て一級の二次試験に向けての勉強です。
話を戻しますと、
『からだの事典』を使って、まずは日本語を覚えて、
それと連動して、英語も場所を一致させながら覚えていきました。
どちらも視覚を利用して覚えました。
視覚で覚えるといっても、
スペルは何度何度も書いて覚えましたよ💦
発音がわからないものもたくさんあったので、
それはその都度ネットで調べました。
アクセントなど全てこの本に書き込みました。
また病態については
これまたネットで日本語と英語両方で学びました。
これはリストにあるもので
よく知らない病気全てをやりました。
わかりやすいサイトをブックマークして
何度か読んでると自然に覚えられるので
とにかく何度も同じページを読みました。
(特に英語で)
なので、一次の筆記の勉強は
単語の
・意味
・スペル
・部位(解剖系なら)
・病態(病名なら)
全てを同時に覚えていったという感じです。
あとは、倫理とか保険とか法規とかは
過去問と、ネットでいろいろ調べて
出そうなところをまとめたりしました。
この辺はほとんどネットの情報です。
ここはそんなに時間がかからないと思います。
まあ、一次試験は話す必要はないので、
とにかく知識の詰め込みをしました😅
日本人得意じゃないですか?
とはいえ、問題は二次試験なので、
一次の勉強をしながら、
その倍、いや数倍の時間を二次試験に当てていたと思います。
二次試験の勉強の合間に、
一次試験の勉強をしていたという感じです。
なぜなら、私は書けるようになりたかったわけじゃなくて、
話せるようになりたかったから。
初めは二級が取れればいいやと思っていたので、
そんなにマジでやっていませんでしたので、
ネットで普段使えそうなフレーズとか見つけると
試験に関係ないフレーズでも書き出して勉強していました😅
インスタであげている他の教材は
ほとんど二次試験の補助として使いました。
補助というか基礎固めというか。
『ナースに知ってほしい100の病気』は
病態についてですが、
見た目とは裏腹に、ちょっと表現が硬いし、
ナースさん向けなので、
ネットでわかりやすいところを見つけて勉強した方がいいかもしれません。
では、
『どのサイトを使ったんですか?』
と聞かれるかもしれませんが、
「これ」というものはありません。
検索で、調べたい単語を入れて、
そこから信用できそうなサイトを順番に見ていき、
わかりやすいところをブックマークし、
それをファイル分けして何度も見直していました。
なので、ブックマークはすごい量です。
大抵英語で調べると
とか引っかかると思いますが、
どちらもオススメです。
MSDの方は日本語と英語で見られるので
(全てリンクしているわけではありませんが)
一緒に学べていいかもしれません。
ただ情報は少ないかな?と思います。
どちらかというと、Mayoの方が検査なども詳しいので
とりあえずMayoを見て、
その後、他の海外のクリニックや製薬会社の情報を見たりしていました。
ただ、ネットの解説を読む前に、
基本的な臓器や症状などは覚えてから読んだ方が理解が早いと思います。
いきなりここから入ると知らない単語が多くてしんどくなるかもです。
私は骨、筋肉、血管系の単語はまだ暗記中でしたが、
主な臓器、症状、病名は覚えた後に英語で病態の勉強を始めました。
この辺を覚えておいたので、抵抗なくすぐに理解できました。
で、解説は基本英語の方をメインに読んでいたので、
(英語で読んでわからなかったら日本語の方を読む感じ)
この時、医療英語を読むスピードはかなり上がりました。
ちなみにですが、
私は完璧主義なところがあり、
これらを全て覚えましたが、
そこまでストイックにならなくても大丈夫だと思います。
ましてや、二級を目指す方は
ある程度覚えていれば大丈夫かな?と思います。
受けるからにはとことんやる!
という方は、全部覚えましょう😅
以上で一次試験のためにやったことでした。
独学だったのでこんなことになりましたが💦
学校に行かれたりすれば、資料は手に入ると思うので
お金と時間に余裕のある方は通学するのもいいかと思います。
では機会があったら二次試験の勉強についてまとめたいと思います。
ブログは引っ越しました!
⬇️現在インスタで日々の学びを
使えそうな英語フレーズとともにアップしています。
新しいブログはこちら(引っ越しました)
◉Study-Days
さらにYouTubeなんかも始めちゃったりして😅
こちらは主に新米薬剤師の方向けです。
たまに医療英語も載せています。
◉YouTube "薬剤師Noriko”
NoTitle