アメリカ人に日本についてプレゼン&音読の効果
上の子は、毎週ボーイスカウト(正確には子供用のカブスカウト)のアクティビティに参加しているのですが、
先日リーダーの方に、子供達に日本についてのプレゼンをして欲しいと頼まれました。
ボーイスカウト(カブスカウト)は簡単に言うと、
工作をしたり、ゲームをしたり、友達と協力して何かをしたり、
キャンプに行ったり、公園のゴミを拾ったり、住んでいる地域のことを学んだり、
まあ、何というか社会科、道徳、スポーツなど何でもありで、
男の子が集まって色々やるというグループです。
と言うわけで、今回は外国について学ぶという項目があり、
外国人は私だけだったのもあり、私にお声がかかりました。
「日本について、プレゼンしてくれない?」
それもその日にいきなりできないか?
と言うことで、そんな急には無理と言いたかったのですが、いつもお世話になっている方だったので、何とかやってみますと言うことで引き受けてしまいました。
準備時間はたったの3時間

○日本の言葉:10個以上
○日本のゲーム:2個以上
○日本とアメリカでの生活の違いなど
の3項目を子供達(幼稚園児〜小学高学年くらい)までに教えるという物でした。
とりあえず、時間がなかったので、
日本の言葉は簡単にプリントを作り、配ることにしました。
言葉は、難しい物を教えてもどうせ忘れてしまうので、
日本語とは思われていないかもしれない、すでにアメリカで使われている日本語を抜粋。
・忍者
・カラオケ
・先生
・豆腐
・津波
・数独 などなど
(これらは本当に良くテレビでも耳にします。)
ゲームは将棋とカルタについて。
簡単に遊び方を説明。
日本とアメリカの生活の違いは、
まず日本は公共の交通手段が発達しているので、ほとんどの地域で車がなくても移動できること。(今私が住んでいる地域は、バスも電車もないので、車がないと生きていけません。)
チップを払う習慣がないこと。
学校に入るときの入試試験について。
日本語を理解するには、2000文字近く漢字を覚えなければいけないことなど。
「だから、アルファベットだけ覚えればいいあなたたちはラッキーよ!」
と言ったら、ビックリ(親も)していました。
プレゼンは、時間があればカンペなしで!と行きたいところでしたが、
文章を作るので時間がいっぱいいっぱいだったため、
全部覚える自信がなかったので、一応カンペを持って行きました。
極力読まないようにはしましたが、ちょいちょい見てました。
プレゼンは、約40分くらいで終わったかな?
途中、日本のグッズを見せながらだったので、ずっと話していたわけではありません。
持って行ったのは、
日本から送られてきた漫画(ドラゴンボール・ポケモン)
日本のアニメのDVD(ジブリ系)
日本のゲーム(マリオ系・ポケモン系)
折り紙(たくさん作って持って行きました)
とにかくポケモンとマリオは本当に人気で、子供達は大興奮。
" Aweso〜me!!

" Cool !!

の連発でした。
で、今回一番大変だった頃は、
とにかく大きな声で英語を話さなければいけないこと!
参加人数は、だいたい子供が15人+α+その両親で合計30人以上はいたでしょうか。
マイクなんかありません。
子供らはすぐに大騒ぎするので、
" Guys! Guys! Please be quiet!! "
と他のお母さん達と連呼してました。
そして大きな声でゆっくり言うと、いつもごまかしがちな発音も、正しく言わないととても目立つのです・・・
こんなとき、
「あぁ〜、音読頑張っておいて良かった・・・

と思います。
音読のおかげで、私の発音はかなり改善されました(と思います)
来た頃は、何度 "girl" と言っても伝わらず、諦めた経験があります。
"world" が、どうも音源と違うと思い、何十回練習してもダメで落ち込みました。
(たまに、iPhoneのSiri機能で、合っているか確認したりします。Siriは手強いですよ!)
今ももちろん完璧ではありませんが、先生に聞いたら、他の外国人に比べて、かなりまともとのこと。
完璧ではないけど、十分伝わる発音で、直すほどではないらしいです。
以前は常に唇の形を意識していた、R,F,V,THなどの発音も、文字を見ると、口が勝手にその形を作るようになっています。
その形にして読まないと、とても気持ちが悪いです。
それだけ、発音に関しては、私には音読が効果があったと言えると思います。
ちなみに、特別発音の勉強をしたことはありません。
とにかく、音源と同じになるまで何十回でも(30〜100回)読んでいただけです。
今まで、音源がある物は、ありとあらゆる英文を音読してきました。
だからといって、ネイティブスピーカーが話す会話のように話せるわけではありません。
自分で録音した物と、音源を比べると明らかに違います。
なんと言いますか。はっきりと録音された教科書の音源にかなり近い感じで読めると言うだけで、外国人なりに、まあまあの発音なのではないかと思います。
音が消えたり、崩れたり、そういった日常的に話される英語とは違うと思います。
だから、日常会話では通じるけど聞き取れないのでしょうね。
それから、初めて読む英語の文章も、
文章の切り方、強弱の付け方などは、音源を聞かなくてもだいたい正しく読めるようになりました。
あとで音源で確認しても、だいたい合っています。
(速さはかなり遅いですけどね・・・)
と言うわけで、音読によって、
発音+間の取り方+強弱の付け方は自然に改善できると思います。
ちなみに、主人は音読全くやっていません。
まあ音読どころか、英語の勉強ほぼやっていないのですが、
その主人の発音は、未だにひどいです。
こっちが聞いていて恥ずかしくなるほど、日本人英語の発音です

毎日息子に直されています。
でも、彼はコミュニケーション力という才能があるので、
何とか伝わってしまい、未だに発音を直そうとしません・・・
発音のせいで聞き返されている事が多いので、もったいないと思います。
大人の発音は、母国語の訛りが出るのは仕方ないと思います。
(私も、いくらやっても母国語訛りがなくなる日は来ないと思います。)
伝われば、変な発音でもいいと思っていますが、発音のせいで伝わらないのは悔しいので、これからも、少しでも正しく発音するように頑張ります。
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